映画コナン「純黒の悪夢(ナイトメア)」
去年に引き続き今年も公開2日目に行ってきました。
今年は20周年ということかパンフもカバー付きでえらい豪華になりましたね。
・・・しかしとうとう20作目ですか。1作目から観に行った者としては感慨深いといいますか
というか、ついこの間映画第10弾をやってたと思ってたのが、あれからも10年経ってるというのが(苦笑)
内容としては7年ぶりに組織ネタということで観る前から今年は結構期待してはいました。
観終わった後の感想はネタバレ満載なのでこの後にということで・・・
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今年のコナン映画は良くも悪くも過去にない異色な内容といいますか・・・演出やアクション面は間違いなくこれまでの中でトップクラスだった反面、コナン映画シリーズではおそらく初であろう推理パートがほぼ皆無だったというところが。
今回は推理要素は捨ててアクション1本で勝負という方針だったんですかね。
そのアクションシーン、冒頭のカーチェイスは頭文字Dを彷彿とさせるドリフト演出など見応えたっぷりでしたが、ラストの銃弾打ちまくりからの観覧車が転がっての大惨事シーンはハラハラドキドキを通り越してちょっと恐怖感を覚えました・・・トラウマにならなきゃいいけど(汗)
キュラソーの最後の見せ場作りとしてはいい演出ですが、個人的には若干やりすぎ感も・・・来年の映画はもうちょっと抑えて推理パートとバランスを取ってほしいものです(苦笑)
とはいえ、アクション1本だったおかげで例年よりもわかりやすかったのも事実なのでなんともw
しかしこれまでの組織ネタはほぼコナン1人が対峙してたのでそんなに感じませんでしたが、コナン、FBI、公安+キュラソーが組んでも過去の組織ネタとほぼ同じ感じだと、なんというか組織との大きな格の違いというものを感じさせられましたね・・・いやはや、黒ずくめの組織恐るべしといいますか。
さて今回のキーパーソンであるキュラソーですが、まさかゲスト声優の天海さんがやられるとは思わなかったです(^^;)。多分「絶海の探偵」の柴崎コウさん並の重要キャラを担当されたんじゃないですかね。
そのキュラソーですが・・・記憶を取り戻した後の変わりようといいコナン達と知り合うきっかけといい、ちょっと都合よすぎかなぁ(苦笑)
死亡フラグが立ちまくってたので組織側についたまま退場するよりかはマシなんでしょうけど。
あとはまさかの松田刑事再登場とかキールも久々に再登場とか(この間までブラックインパクトのリマスターをオンエアしてたので久々という感じでもないか?w)、何気に嬉しい演出ですね。
まさかといえば赤井さんと安室さんが本当に殴り合いをやるとは思いませんでした(苦笑)。お前らそんな事やってる場合かと心の中でツッコんでしまいましたよw
しかし昔の組織ネタは哀ちゃんが結構絡んだりするものですが、今のコナンで組織ネタをやると赤井さん(FBI)やら安室さん(公安)やら水無さん(CIA)やら結構大所帯なところが絡んで、蘭ちゃんはともかく哀ちゃんまでもが空気となってしまうんだなぁと感じさせられる今回の映画でした。
正直これまでは一番の盛り上がりどころだと思っていた組織ネタが、今回映画を観て組織ネタはしばらくいいやと思ってしまうとは・・・うーん、来年以降のコナン映画の見どころが減っちゃった気が(汗)
既にやりつくした感はあるけど、蘭ちゃんをクローズアップするという意味でコナンの正体バレネタを映画で観てみたい気になりました。
・・・小ネタも書きたかったけど思いのほか長文になってしまったので、そっちはまた書く機会があればw
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