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2023.05.15

映画コナン「黒鉄の魚影」(祝100億突破)

今年も公開3日目の日曜日に初見して、もう4度観に行きました。

今回も去年同様 本来ならGW中にアップしたかったんですが、思いのほか書くことが多すぎたり環境的に集中しづらかったりといろいろあってようやくこの時期のアップになりました・・・まぁ遅れたおかげで、100億突破のお祝い文章が書けるというものですが(苦笑)
しかしようやく念願の100億突破ですか・・・感無量ですね。


今回の映画は久々に何度も観に行きたいと思う内容で、例年なら感想アップしたらそこで打ち止めなんですが 今年に限っては時間が取れればもうちょっと観に行きたいかな・・


では感想をつらつらと(例年以上に長文ですw)

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今回の映画 事前に哀ちゃんが主役と聞いていたものの、どうせさらわれたお姫様的な助けを待つポジションで、コナン、安室さん、赤井さんらが協力し合って救出するところが見せ場なんだろうなぁと思っていたのですが、実際に観たらまごうごとなき哀ちゃんがヒロインでした・・・というか、思った以上に安室さんや赤井さんが前面に出てなくてちょっと驚きました。

去年まで自分の中では「天国のカウントダウン」以上のコナン映画はもう観れないだろうと思っていたのですが、今回はそれに匹敵するくらいよかったです。
前述の天カウは蘭ちゃん、哀ちゃん、歩美ちゃんの女性キャラバランスが絶妙によかったところが高評価の要因なんですが、今回は哀ちゃんはもちろんのこと、蘭ちゃんに空手以外の見せ場あり(蘭哀という新ジャンル爆誕w)、赤井さん&安室さんも電話越しの会話を始めとした見せ場ありとこっちも結構キャラバランスは取れてましたね・・・まぁ歩美ちゃんの見せ場はなかったんですけどね(汗)
今回は過去最多の登場キャラ数という事で、通常登場キャラが多いと各キャラに見せ場を作る事優先でストーリーが破綻しがちですが、哀ちゃんを軸にした事もあって、今回はそんなにストーリーの破綻は感じなかったですね。


詳細な内容の話をすると、老若認証システムが発端で哀ちゃんがさらわれ、その哀ちゃんが無事救出された後は同じみの組織の破壊工作をコナン達が止める展開で締めて、哀ちゃんはもうお役御免なんだろうなーと思って観てたんですが、よもやもう1回哀ちゃんに見せ場があるとはね・・・
水中スクーターで哀ちゃんが海に潜ったあたりから、ひょっとしてこれは「14番目の標的」と同じ流れになるのでは・・・?と思ってたら、案の定同じ流れのマウストゥマウスでしたw
哀ちゃんとコナンがマウストゥマウスするとか、そもそも自分の頭には片隅すらなかったのでそのシーンを観た時はえもいわれるぬエモさというか悶えみたいなのを感じました・・・で、その後に キスしちゃったのよ という台詞で更にヤバい感じになっちゃうというねw
個人的には間違いなくここが一番の見どころでした!

この一連のシーンでいろいろな反響があったそうですが、個人的にはコナン自体はされたことを知らないし哀ちゃんは蘭ちゃんにキスを返したわけですから、この件は映画内で完結して原作には特に影響はないかなと思ってます・・・まぁ映画だからこそできたシーンといったところでしょうか。
そもそも哀ちゃんと蘭ちゃんのキスシーンは最初の打ち合わせから決まっていたそうなので、コナンとのマウストゥマウスもその流れからなのかなぁって気も(苦笑)
因みに自分は哀ちゃんはコナンに恋愛感情はないと見ています。まぁ蘭ちゃんとのカップリングがガチ固定なので表に出してないだけかもしれませんが・・

今回は泣ける映画という評判を聞いて 途中までなるほど泣かせにきているなぁと思いながら観ていて、上述のくだりでそういうのが吹っ飛びそうになったのですが、その後の バイバイだね、江戸川コナン君 という台詞からのBGM「キミがいれば」で、グッと引き戻されました・・・まぁ結局泣いてないんですが(苦笑)
しかしコナン君の絶対なんとかしてやる感は観ててカッコいいですが、ぶっちゃけ何の説得力もないというね・・・
というか長年観ているので彼は基本的に誰に対しても必死になれるのを知っているのですが、知らない人が見たらマジで哀ちゃんに気があるとか思われてそうw


それから去年 映画を観る前にパンフを見てCV陣でネタバレをくらってしまいましたが、今年もそれをやって見事にネタバレ食らってしまいましたw・・・まぁCVが誰か気になると映画に集中しづらいからしょうがない部分ではありますけど。
なので事前にグレースCVが村瀬さんなのは知っていたのですが、あそこまで完璧に女声ができてた事に驚きましたね。
元々女っぽい声も出せる声優さんではありましたが、まさかここまでとは・・・


あと今回の話の肝である ベルモットが工作して老若認証システムの信憑性を落として哀ちゃん=シェリー説を潰した件は、フサエブランドの一件が絡んでるのは勿論なんですが あの方から”潰せ”というメールを受け取ってから行動した事をみるに、当初はあの方の命令で組織の姿を消す改竄の予定→現場にいったベルモットがあの方にメールで報告→その返信が”潰せ”→ベルモットが工作→ジンに糞システム報告→老若認証システム破壊を誘導、という見方もできなくもないかなと。そういやバックドアで防御システムを操作不能にしてましたし
まぁベルモットの「言うと思ったわ」という台詞からして、最初から方針変更を想定していたのか、哀ちゃんを助けるため工作の口実作りの報告をしてたのかわからないところではありますけど・・・
・・・そういやピンガがコナンの正体を知っている下りは初回観た時はえっ!?と思ったけど、よく考えたらこの時点でジンの兄貴は老若認証システムを糞システム呼ばわりしてたからバレる心配もなかったなとw

あの方の姿とかベルモットとフサエブランドの関連は今後原作に出てきそうなファクターですね。

 

あと細かい点を箇条書きで書いちゃうと
・ATPX4869の解毒剤を意味深に見せてたけど、結局は使わずじまいでしたね・・・なんという壮絶なミスリードw
 もしこれを使って新一に戻る展開だったらもっと盛り上がっていた気もするけど、さすがに収まり切らなかったかな。
・今回キール姉さん大活躍。彼女がいなければ言うまでもなく哀ちゃん達の脱出はなかったでしょう。
 哀ちゃんと直美さんがシェアで使ってた酸素ボンベもキールが手配したんだろうなぁ。
・コナンがピンガを挑発する下りは、最初観た時は不要に感じたけどあれでピンガがジンを煙たがっている心情が強調されたのでアリかなと。
 あとコ虐好きな方々のサービスも兼ねてかなw
・コナンが海中で赤井さんと会話してその内容を哀ちゃんが聞き取ってたくだりは最初は何の疑問もなく見てましたけど、 よく考えたらなんでできたんだろう・・・哀ちゃんが会話を盗聴できたのはメガネを通してだとしてもコナン側にマイク的アイテムってどこにあったっけ。
・そういや佐藤刑事出てたのに珍しく高木刑事出てなかったですね。
・ラストでコナンが何かを蹴り飛ばして哀ちゃんにかかりそうな大波を切り裂いたシーンは、映画コメント動画を見てようやく理解したくらいわかりにくかったので、 ここはもうちょっと補足的な台詞が欲しかったかな。
・安室さんも赤井さんも組織に哀ちゃんがさらわれた事に何の疑問を持たずに協力してくれたけど、2人とももう哀ちゃんの正体は知っているのかな・・
・今回のゲスト声優の沢村さんは終始無難な演技だったかなという印象。
 年々ゲスト声優のレベルが上がっていくせいか、いつの間にか比べてハードルが上がってしまっている感じ(苦笑)


前回の組織ネタ「純黒の悪夢」を観に行った時は、赤井さん(FBI)やら安室さん(公安)やら水無さん(CIA)やらが前面に出て哀ちゃんが完全空気化しまった事もあり、もう組織ネタで楽しめる事もないのかなと思ったものですが、まさか天カウ相当の組織ネタがまた観れるとは思いませんでした。
(というか今から思えば純黒はいろんな意味で自分の中では組織ネタでワーストだったかな・・・)
ここ数年のコナン映画の傾向からして哀ちゃんメインの映画なんて絶対作られないだろうなーと思ってただけに、企画制作をしてくださった方々には感謝しかないです。
初回観た時はガチの哀ちゃんメインの内容に興行収入の伸びを心配してましたが、まさかシリーズ初の100億突破するまで爆伸びするとは・・・

さて来年は4作ぶりにキッド、6作ぶりに服部が出るそうで。
この2人の絡みって原作で1度くらいしかない結構やってそうで意外になかった組み合わせだけに楽しみです。
そのうちキッドと安室さん、赤井さん絡みの映画も作られるんだろうなぁw

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