映画コナン「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」
今回は公開2日目に初見にいって、今日3度目の観賞に行ったところですw
去年が自分の中では久々にクリティカルヒットな出来だっただけに必然的に今年のハードルは低めになってしまいましたが、まぁわりかし楽しめました(詳細なところは後ほど)
去年初めて興行収入が100億を突破し前年から一気に40億もジャンプアップしたので、今年はどうなるんだろうと思ったものですが完全に杞憂でしたね・・・まぁ去年の映画を最高収益にしたかった思いがどこかにあったので若干複雑ではありますが(汗)
このままだと150億いきそうな勢いですね・・・となると150億の男は誰になるのかな。服部?キッド?
まぁでも昨今のコナン映画って一度ついた客層は離れていかないんだなぁと改めて実感した次第です。
だから右肩上がりで興行収入が伸びていくんですね。
そんなわけで詳細な感想をつらつらと。
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今回の映画は良くも悪くもサプライズ演出が凝りまくっているなぁという印象です。特に一番のサプライズはなんといっても「工藤優作と黒羽盗一が双子」という新設定ですよね。
異次元の射撃手、から紅の恋歌でもやった原作本編で明かされてない設定を映画に盛り込むのが本当に好きだなぁとw
直前に出演情報が出ていたキャラもいましたが、今回は中森青子、鬼丸猛、黒羽盗一と実に3人のサプライズキャラの出演があり、青山作品フリーク勢に堪らなかったのではないでしょうか。
というか出演した他作品キャラは過去最多ですよね・・・まじっく快斗が4人、YAIBAが2人。
ただその反面、キャラの豪華さで楽しめたので肝心のストーリーが初見ではもう一つ頭に入ってこなかったといいますか・・・サプライズ演出(特に黒羽盗一)に食われてしまっている感がしました。
過去のコナン映画でキャラを出し過ぎるとストーリーが破綻するという傾向があって、今回も紅葉や沖田や少年探偵団が何のために出てるん?って観ている途中は思ってたのですが、なんだかんだで彼らにも見せ場は用意してあったんでとりあえず及第点かなと。
まぁ初見と事前に黒羽盗一が出てくる事を知って観る2回目以降とで映画の見方がかなり変わるので(黒羽親子の共演シーンがあってニヤニヤしたりとか)、リピーター向けの映画だなぁとも思いました。
あと映画PVのキッドと服部の決闘シーンがいきなり出てきて「え?これ最大の見せ場じゃないの?」と思いながら観てたんですが、キッドとの決闘から服部がキッドと新一が似ていると発言→青子がコナンと子供の頃の快斗が似ていると発言→工藤優作と黒羽盗一が双子 という流れで見事に伏線に結びつけたのは上手くやったなぁと。
それから例年やってる映画を観る前にパンフみてネタバレくらうネタw、今回は鬼丸が出演することが事前にわかってしまいましたが、池田さんの役名が掲載してなかったので(EDロールにも載ってなかった)なんでだろう?と思ったのですが、まさしくネタバレ防止ってやつですねw
あとは箇条書きでズラズラと(似たような接続詞を使いまくりそうなのでw)
・服部が告白したところでEDに入った構成は上手すぎですね。本編に影響ありそうな展開にはならないだろうなぁと思いながらもEDが流れている間はかなりドキドキしながら続きを気にしてましたw
スタングレネードが落ちた瞬間に和葉が平次の耳を塞いでいた描写を入れたのも細かいですね。
・今回のキッドはいろんなキャラに変装してるなぁと思って数えたら8人もいましたw
・ピンチ演出→他キャラが救援というシーンが凄く多かったような気がしたので数えてみたら5回もありましたw
・中森刑事が撃たれて動揺するキッドは、ルパン三世の銭形警部とルパンの関係をみているかのようでした。
・北斗星ネタとか小五郎のおっちゃんの高所恐怖所ネタとか忘れかけてたネタを見事に思い出させてくれましたw
・今回もロープウェイの上でスケボーが走ったりセスナの上でチャンバラやったりとアクションがメチャクチャでしたw
・今回のゲスト声優である大泉さんも無難にこなしていましたね。
というか毎年ゲスト声優のレベルが高くてもう普通の声優さんがやっているのでは?と錯覚しかねない感じですw
で、来年は長野県警の人達が主役っぽいですね・・・映画では初主演になるだけにキャラ人気的に興行収入がどうなるのかやや不安な部分が無きにしも。
まぁ去年の哀ちゃんの例もあるので、これも杞憂に終わるかもしれませんが。
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