映画コナン「隻眼の残像（フラッシュバック）」

今年は公開3日目のレイトショーが初見で、もう1回レイトショーで観に行ったあと 今日3度目の観賞に行ってきました。
ここのところ3回くらいは鑑賞しないと感想がかけない感じになってるなぁ(苦笑)

そういや興行収入はシリーズ最速で90億を突破したそうで。
公開10日目までは前作「100万ドルの五稜星」を下回っていたので、やっぱり今年のメンツだと前年割れかなぁと思ったのですが、GWに入ってから一気に前作以上に伸びまして、どうやら杞憂に終わりそう
・・・と思ったら、今年は去年より公開が1週遅いから、GW突入するのも1週早いので前作以上に伸びて当然だったわｗ　やっぱり前年割れ？

それでは詳細な感想をば。

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今回の映画なんですが、初見鑑賞が終わったあとビックリするくらい綴りたい言葉がでてこなくて「やっべ、これ感想かけるのか？」「ひょっとして歴代ワースト？」と思ってしまいました(汗)
それくらい初見鑑賞の時点では語れなくて見どころが薄い映画という印象でした。ストーリー自体はわかりやすくてそんな破綻している感じでもなかったんですが・・・

それでも2回、3回と鑑賞を重ねていくうちにいろんな見どころが発見できて、3回目鑑賞時はまぁまぁ楽しめたかなって感じです。
今回の初のメインの長野県警組どうも自分の中ではスペシャル感が薄く、大和警部と上原警部のラブコメもなんか取って付けた感も否めませんでした・・・まぁ見方によっては原作の長野県警組はラブコメのラの字も出てこなかったので、ラブコメ要素を出してきたこと自体がスペシャル感だったのかもしれませんが。
とりえあず原作では大和警部と上原警部のラブコメに進展はあるのかな？ 映画限定のような気もしますがｗ

今回はいつもに増して警察ネタ多くて、改革準備室、公安、地検、隠れ公安、司法取引といろんなワードが出てきましたね。
まさか隠れ公安の刑事が犯人だったとはちょっと驚きました。とうとう刑事も犯人になってしまうのかーって感じで。
ただ司法取引で公安刑事を殺人犯にする動機は凄く納得したし、パラボラアンテナで情報収集して政府に脅迫をかける行動力にも説得性はありましたね。
例によって初見鑑賞の前にパンフを観た時、山田孝之さんの役が2つあったので、今回は山田さんのキャラが犯人なのかなーと思ってましたｗ

あと今回から安室さんCVが草尾さんに変わったわけですが、TVシリーズではあんまり違和感がなかったのに今回の映画ではちょっと違和感を覚えました。
おそらくシリアスな演技になると、前の安室さんの方がシックリくるのかなぁ・・・まぁこれも慣れの問題なんでしょうけど。

ゲスト声優陣は山田孝之さんの大友さんがなんか観ててほっこりしました。こんなほっこりキャラが強盗やってしまうとか・・・みたいなｗ
山下美月さんのほうは出番が少なすぎて、モブキャラ感が半端なかったです・・・最近のゲスト声優ではなんか珍しい(苦笑)

あとは細かいネタを箇条書きでズラズラと

・テレビのリモコンの下りとか京極さんとのデートのくだりとか、コナン映画にしては珍しく全く伏線と関係ない小ネタが今回は多かったような？
・いつも以上にみんなコナンの言う事聞きすぎじゃね？ってくらいコナンの指示通り動きまくってたような。特に公安は顎で使うくらい指示が多かったなぁと。
・天文台に関係者全員呼び寄せての推理ショーが凄く唐突過ぎでしたｗ シーン自体はスカッとするところではありましたけど、風見警部補や長谷部検事まで登場して推理ショーに参加とかどことなくご都合主義的な感もしないでも。
・アクションは所々どういう動きだったのかわかりにくかったのがやや残念。まぁこれは今回に限った話じゃないけれど・・・
・承認プログラムやら風林火山やら、過去のTVシリーズのネタを掘り起こすのがちょっとじわるｗ
・小学生が冬休みに入る時期は、Jリーグはもうストーブリーグなんですがｗ まぁちょっと前なら天皇杯はやってましたし、秋春制に移行すると来年以降だと調合性が取れるかな・・・？

さて、来年の映画は長野県警組より更にマイナーな神奈川県警にスポットがあたるようで・・・特に萩原千速はアニメでもそんなに登場してないのに大丈夫なんだろうか。
千速の代役CVはダメ絶対音感によると沢城みゆきというもっぱらの噂ですが・・・
萩原千速が出るという事は、弟の萩原研二がらみでまた安室さんが出てくるんだろうなぁ。